TAMRON20-40mm/F2.8(A062)SONY a7iv レビュー 東京カメラ第89歩I「TAMRON20-40F2.8とSONY a7ivでスナップ撮影」 写真家 加藤ゆか
タムロンさんからメールがあり、新製品のTAMRON20-40mm/F2.8(A062)のレビューをやってくれないかというご依頼。 「OK、やりましょう!」 「で、発売日はいつなんだい?」 「10月27日???もう一週間しかないじゃないか!?」 「え?都合がいい時でいい?いや、そんなわけないだろ!」 「レビューなら、遅くても発売当日には上げないと意味がないだろ!」 「もう何でもいいから、とにかくすぐに送ってくれ!」 というわけで、大急ぎでこのレビューを行うことになりました。 製品レビューと言っても、その辺の普通のレビューとは違います。 カタログに載ってるようなスペックのおさらいや、重箱の隅をつつくようないやらしいことはいたしません。 「加藤ゆか」という写真家は、もっと本質的なことをレンズに問います。 『このレンズを使うと、心が楽しいかどうか』 これにつきます。 この大切なことを伝えるためには、多くの言葉は必要ありません。 スナップをして歩いている二人の表情、何気ないやり取りに、そのすべて現れるからです。 言葉で無理に褒めてみようとしても、表情に「私、無理に褒めてます」って書いてあるでしょ。 細かいところを指摘したがるレビュワーの顔には「いや、その方が、自分、出来る人に見えるからさぁ」って書いてあるでしょ。 はい。 そもそも、最近のタムロンのレンズは、よく写ります。 10年前のタムロンとは全く別物です。 純正が頑張って作ったレンズと同等以上の写りをしながらも、ずっと軽くて、お値段半分。 このレンズを検討する人は、そんなことはみんな知っています。 なので、もっと本質的なところでお話ししましょうよ。 いや、話なんてしなくていいから、楽しそうにスナップをする二人を見て、そのレンズがどうなのかを感じてくださいよ。 ということで、いつもと同じ、「感じるタイプ」のレビューを行います。 ■TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD https://www.tamron.jp/product/lenses/a062.html ■加藤ゆかの写真集ご購入は「晴猫商店」 https://hareneko.stores.jp/?category_id=621a2ab9113ce0315128deda ■加藤ゆかのプリントご購入も「晴猫商店」 https:/...