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「1年間日本一周、作品制作の旅」051 ステージ03大阪奈良京都その5

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>>YouTube 実質最終日となる四日目のこの日は、大阪フリー。 フリーなのだけれど、住吉大社とPanasonicミュージアムに行くという予定は入っている。 うん、ということは、フリーではないね。 はい。全然、フリーではありません。 予定としては、フリーではないのだけれど、目的地は、南西のはずれと、北東のはずれ。 この逆の方向だということと、土曜日なので、大阪地下鉄フリー切符、エンジョイエコカードの出番。 つまり、大阪フリー。 説明しますと、大阪地下鉄、バスに乗れるエンジョイエコカードというのがあって、土日だと平日の800円よりもさらに安い600円なんです。 うん、つまり、大阪フリー。 そんなわけで、これを使って気軽に大阪の街をぶらぶらするわけです。 ぶらぶらする。 大阪に来たら、これが楽しみなんです。 ただ歩くだけ。 あ、さっそく電車乗っちゃったんだけれどね。 玉出から粉浜商店街を抜けて、住吉大社。 そこからさらに歩いて、長居まで。 長居商店街では、加藤さんの楽しみにしていた大阪の地元のたこ焼きをいただく。 「たこりん」さん、もしくは、「たこ輪」さんというのだけれど、こちらのおかみさん、すんごいプロフェッショナル。 こちらが不安げにのぞき込んでいると、「あら、あなたたち大阪好きなのにアウェイな感じで、ちょっとためらっているのね。大丈夫よ、こちらからいい感じで声掛けてあげるから、って感じで対応してほしいのねって思っているわよね」という雰囲気を読み取って、ちょうどいい感じ、ちょうどいい圧の声掛けをしてくれる。 上手に中に招き入れてもらって、気がついたら、他の店のご主人と一緒に常連客みたいになってた。 ちょっとたこ焼きをいただくはずが、二人とも左手には、チューハイ持ってる始末だし。 こちら、たこ焼きのすんごいおいしいのは間違いないのだけれど、それも含めて、おかみさんの人柄、人間がすごい。 自然と鍛えられたのか、そうだから残れたのか分からないのだけれど、法隆寺駅が「レストラン若竹前」になってしまったように、長居駅は「たこりん」駅になってしまった。 「日本一周、頑張ってね」と言われて、お金の心配もされながら、たこりんさんを後にする。 うん、何度でも行きたいですね。 みんな、行った方がいい。 でも、一度に行くとあれなので、順番に行ってください。 次は、Panasonicミュ

「1年間日本一周、作品制作の旅」50 ステージ03大阪奈良京都その4

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>>YouTube 関西3日目、この日は万博記念公園と太陽の塔の内部見学。 なのだけれど、、、残念ながら、朝から土砂降りの雨が続いている。 実は、出発当日の朝、天気予報に従って荷物に入れていた傘を、わざわざ取り出して、家に置いてきた。 何故ならば、期間中、降水確率が0%だったから。 だから、傘を置いてきた。 そして、その0%だった降水確率が、今、100%になっている。 30%なら置いてこなかった。 20%だったら迷っただろう。 10%なら、こんなには怒っていないだろう。 0%だったんだ。 それが今、100%って書いてあるんだ。 傘を置いてきたのに、土砂降りなんだ。 どうすんだ。 お天気サイトにクレームを入れても、天気を変えてはくれないだろうし、ならば、Uberで傘のオーダーはできないだろうかと考えてみたりしたのだけれど、決定打が出ない。 今日、ようやく待ち焦がれたあの太陽の塔の中に入ることができるのだ。 ただ、我々のためにその門が開かれる時間は限られている。 11時30分、もう出発の時間は迫っている。 すでに天気予報の都合にあわせて、たった一度だけ使えるというLV5の予約変更魔法は使い果たしてしまっている。 (その天気予報も間違っていたため、変更は無駄打ちになったのだが) 完全に現実逃避しているとくさんの横で、加藤さんが言う。 「いいホテルだから、傘貸してくれるんじゃない?」 加藤さんが賢くて助かった。 もう結論を言おう。 傘を2本借りたそして、無事に万博記念公園に到着した。 ただ、「借りた傘」というのは、気になるものだ。 しかも、柄の錆びた透明傘ではなく、ちょっといいホテルなので、ちょっと良い感じの傘なのだ。 例えば、管理職が取引先にこの傘で行っても、別に大丈夫な感じ。 そんな傘だから、太陽の塔に入っている間、傘を外にある傘立てに入れておくのは、すごく心配。 加藤さんは、2本の柄をまとめて、そこに手ぬぐいを巻いた。 「このご時世、触りたくないでしょ」 「なるほど!さすが加藤さん」 色々あった太陽の塔への旅だけれど、その内部は、あまりに素晴らしく、涙が出るほど。 それはもう、ぜひ、みなさんにも入ってもらいたい。 これについては、もう書くことないです。 生きているうちにしたいことの一つを叶えることができた日でした。 あ、そうそう、わずかに小雨になる時間もあったりしまし

「1年間日本一周、作品制作の旅」049 ステージ03大阪奈良京都その3

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>>YouTube   この日の予定は、奈良。 うん、人生において、何度となく、奈良にも京都にも足を運んだ。 最初は、中学の修学旅行だったし、その次は、高校の修学旅行だった。 以来、何度となく、足を運んだ京都奈良、奈良京都。 段々と行ったことがないところを探すのが難しくなってくる。 そう言えば、前回の奈良では、奈良公園の森の中で迷子になり、気が付いたら平城京跡にいたのだけれど、あれは何だったのだろう。 あ、そうそう、話を戻そう。 加藤さんに尋ねてみた。 「奈良で行ったことなくて、行きたいところある?」 「法隆寺」 「へ!?」 何と加藤さんは、大人になるまで、そして今まで、法隆寺に行ったことがないという。 日本人が法隆寺に行かずに10代の頃を過ごすなんて、帰国子女以外にはあり得んはずなのだが、知らなかっただけで、実は帰国子女だったのだろうか。  -法隆寺に行ったことがない。 何だろう、そこには、「電車には乗ったことがないのよ」とか、「切符ってどうやって買うのかしら?」みたいな、「でも逆に、今はコスプレに嵌ってますのよ」とか、どこが「逆」なんだか全然分からない極端に偏ったセレブ感さえ漂っている。 「よく今まで、法隆寺に行かずに生きてこれたね」 「うん」 ということで、奈良は、法隆寺。 法隆寺は、地下鉄を天王寺でJRに乗り換え。 11時に到着した法隆寺駅は、普通の駅で、駅前は普通の駅前。 普通の地方都市のさらに地方な感じ。 お腹が空いたので、法隆寺への道すがらにあるというか、まだ駅前なんだけれど、「レストラン若竹」という食堂の佇まいの洋食屋さんに入ってみた。 結論から言います。 ここ、すごいです! 奈良県、もう、これだけで十分です。 Googleでの評価は、4.1なのだけれど、私の基準では、うん、9.85。 11時の開店で、11時10分頃に入り、そのあと、すぐに満席。 11時半には、もう2周目のお客さんが入り始める。 えっと、12時に行ったら席がないなんてのは、東京でのランチでは良くある光景。 でも、ここは、地方都市のさらに地方。 なのに、評価が、9.95。 (増えちゃったよ!) そうそう、選んだメニューは、二人とも日替わり定食。 お醤油のしみ込んだ鶏の竜田揚げとフワフワの白身のフライ。 もうね、すごいんだ、しつこいけれど。 うん、えっと、ここでご飯食べるために遠くから車

「1年間日本一周、作品制作の旅」048 ステージ03大阪奈良京都その2

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>>YouTube さて、いつも通り、羽田空港に到着、そして機内へ。 「あ、モニターついてる」 珍しく、というか、国内線でモニターが付いている飛行機は初めて。 エアバス321だそうで、前方やら下方を見るカメラもついてるらしく、全体的にピカピカ。 国際線だとずっと海の上だったり、永久凍土の上だったりして、機体のカメラの映像があんまり面白くないことが多いんだけれど、地図と合わせて行ったり来たりしながら、ちょっと楽しめた。 空路到着したのは、伊丹空港。 そして、今回の旅は、電車と歩き。 日本一周の旅では、旅先の空港に到着すると、まずはレンタカーのカウンターに向かうというのが常だったので、これは、ちょっとした違和感。 空港からは、モノレールと電車で梅田へ。 「うん、いい。大阪、素晴らしい」 多幸感と同時に、緊張感にも包まれる。 大阪は加藤さんもとくさんもとても好きなので、余計に緊張する。 好きって、そういうものでしょ。 中之島のホテルに荷物を預けて、最寄りの肥後橋から一駅歩いて淀屋橋。 淀屋橋から京阪電車の特急に乗って、二つ手前の駅で一度の乗り換え、石清水八幡宮に到着。 京阪、今回、初めて乗った電車だった。 石清水八幡宮駅から山頂の八幡宮まではケーブルカー、帰りは山をぐるっと回って駅に戻ってくる感じ。 「うん、神社だね」 日本一周の旅では、どうしても、神社は多くなる。 これは、海外に行っても、旅であれば、どうしても起こりがちな現象。 寺、大社、大聖堂、カテドラル、うん、行きがち。 お城、古城、城址、間違いなく、行きがちだ。 まあ、この世の中には、自然に出来たものと、人が作り上げた風景があって、「観光」をしようとすると、大体どちらかを見て周る他はない。 巨大建造物を見て、「いやぁ、大きいね。人間って偉大だね」と思ったり、自然の風景を見ては、「やっぱり人間って、ちっぽけだなぁ」みたいなこと言ったりする。 まあ勝手なもので、結論としては、「いやぁ、人って、色々だねぇ」というところに落ち着くのだけれど。 相変わらずの寝不足だけれど、石清水八幡の参拝を終えても、まだまだ元気。 歩いていた距離は、大したことない。 なので、一駅歩くことにした。 普通は一駅歩くのは、目的地に近い方向かってとなるのだろうけれど、逆に歩いてみることにした。 つまり、大阪方面じゃなくて、京都方面に。 そこでは、

「1年間日本一周、作品制作の旅」047 ステージ03大阪奈良京都その1

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>>YouTube さてさて、1stステージが青森秋田、2ndステージが秋田岩手となれば、当然、3rdステージは、山形宮城あたりのはず。 はずれ! 今回、3rdステージは、大阪、奈良、京都です! 「何故にいきなり!」となりますが、何と言いますか、あまり同じ感じになると、見る方だけじゃなくて、やる方もまた飽きちゃうものですからね、多分。 この日本一周の旅が始まる前、実は、今年の2月には、北海道に行っていたりしまして、ほんとに日本を順に南下している感じになってしまっていて。 ということで、気分を変えて、今回は、大阪、奈良、京都。 基本的には、大阪がメインで、奈良、京都については、ちょっと気になるところに行ってみるくらいになります。 どうしても、奈良、京都となりますと、修学旅行に始まり、大人になってからも何度となく足を運んだりしますので、そのあたりのことも考慮して、となります。 さてさて、この旅の日程は、いつもよりも一日短い、4泊5日 理由は、レンタカーの旅だと移動時間が長くなりがちだけれど、今回は、電車と徒歩で街の近郊をめぐるので、自分たちとその外側との隔たりが取り去られる時間が、より多く確保できるような気がしたからというもの。 ただ、時間を乗せてシミュレーションしてみたら、あら?意外と余裕がない。 最初の最初は、さらに一日短い日程に兵庫も入れちゃおうかと思っていたので、さすがにそれは無理だったといことで、このあたりについてはちょっと反省。 ということで、大阪奈良京都の旅、始まります。 >>YouTube