「1年間日本一周、作品制作の旅」036 ステージ02秋田岩手その7
何だかとても楽しかった宮沢賢治童話村を後にして、『イギリス海岸』に向かう。
イギリス海岸については、先だってのお話をさせていただいたので、気になる方は調べてみてください。
で、このイギリス海岸、北上川とそれに合流する瀬川の水位が低いときに、それっぽくなるという側面もあるようで、今日は、昨日からの大雨で水量は増えているし、濁流というほどではないけれど、確かに濁りもある。
結局、どの辺がイギリスなのかは現地に到着してもチンプンカンプンだった。
ここについては、大して面白い話もないので、特に書くことはないかな。
この後は、花巻の街の中にある焼肉屋さんに冷麺セットの食事をいただきに向かうのだけれど、前を通ると、「あれ?やってない?」という事になり、冷麺は先延ばしにすることになった。
次に向かうのは、そこからほど近い、『マルカンビル』というところにある大食堂。
ここは、とくさんが、ぜひ行ってみたかった場所で、その目的はソフトクリーム。
本当は、加藤さんに内緒にしておいて、「受け取ってみて、びっくり!」な感じにしたかったのだけれど、ご飯が飛んでしまったので、そういうわけにはいかなくなってしまった。
ここのソフトクリーム、何とも巨大で、税込み230円。
「スガキヤのラーメンって安すぎませんか?あんなにおいしいのに!」的な驚きで、B級好きには、ちょっと有名なお店らしい。
なんか、もう、どこのお店の話をしているのか分からなくなりそうなので、話を戻します。
さて、時間は、すでに午後2時を過ぎ、お腹も空いている。
本来は、軽く冷麺でも食べた後に、デザートをいただくつもりでの訪問を予定していた。
しかしながら、お昼ご飯を食べ損ねてしまったわけで、空かせたお腹で大食堂。
お腹が空いていれば、まずは、ご飯が食べたいと思うのは、人のサガ。
そんなわけで、ソフトクリームの予定が、急遽、カツカレーに変更。
一方、すでにソフトクリームの正体を知ってしまった加藤さんの方は、まだ幾らかの可能性を残すためか、ラーメンを選択。
ただし、この瞬間、マルカンビル大食堂でのメインであったはずのソフトクリームは、やはり、食べれたら食べる「デザート」に格下げされてしまった。
このマルカンビル、一度は、閉店閉館されたものが、ファンからの寄付を募ることで見事この大食堂を復活させたというものらしい。
寄付した方々のお名前が、階段に張り出されていた。
きっとその多くは、昭和の人たちなのだろう。
ここは、小学生の頃に家族で行ったデパートの大食堂、レストランそのままのイメージ。
ちびまる子の世界観、実際にそこに自分を置いてみると、何とも、とても懐かしい気持ちになる。
あ、そうそう、ソフトクリームね、結局、食べれませんでした。
ああ、はいはい、ラーメンとカツカレーのお味ね、うん、懐かしい味です。
カレーには、ジャガイモが溶けたざらっとした感じがあって、カレーに要らない具の上位に入る食材をわざわざ入れるなど、ある意味、手が込んでます。
それ以上を求めるものではありませんし、現代風で変においしかったりしたら、コンセプトがぶれてますからね。
テーブルとか、箸入れとか、小さめの地球儀みたいな形をした100円コインを入れる占いの機械とか、何というか、これでいいんだと思います。
さて、コンビニで買い物をしたら、あの山道を戻ることにします。
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