「1年間日本一周、作品制作の旅」046 ステージ02秋田岩手その17
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2ndステージ最終日となる6日目の朝、またもやの土砂降りで、この旅のメインイベントの実現に暗雲が立ち込めていた。
秘湯めぐりをコンセプトに置いてはいたが、実は、この旅のメインイベントは、田沢湖。
そう、『田沢湖で泳ごう!』だった。
内緒にしていて申し訳なかったのだけれどね。
いや、そんなこと誰も気にしていないか。
ということで、雨の山小屋を後にし、八幡平をぐるっと回り、秋田県側に降りてくる。
途中、ダム湖で遊んだりして、順に高度を下げていくと、日差しも出てきて結構な暑さになってきた。
移動の車の中だったり、夜の間は、ひどい雨になったりするのだけれど、何かしようと思っているところでの雨はなく、どちらかというと天候に恵まれていると言っていい。
駐車場に車を止めて、大荷物を持って道を渡る。
いつものカメラ類に、水着やらタオルやら、ビーチ用の簡易テントと、その中にはビーチボールも入っている。
田沢湖は、遊泳場を持っていて、日本で一番深い湖なのに、遠浅の白いビーチがあるというとても不思議な湖。
9月の平日では、すでに水泳をする人などどこにもおらず、ちょっとおかしな二人のための完全なるプライベートビーチ。
水温はかなり低いのかと思いきや、指を入れてみると、意外なほどにあったかい。
そして、言うまでもなく、水はすんごい綺麗。
そんなわけで、水が苦手な加藤さんも、一緒にじゃぶじゃぶ。
少し離れたところでは、観光客が泳いでいるこちらを見て、「えっ?ここ泳げるの?それともバカなの?」と、ひどく驚いた様子。
そんな彼らもしばらくすると、ズボンやスカートの裾をまくり上げて水に入り始める。
『いやあ、どうぞ、どうぞ、ご遠慮なく。ここは、我々のビーチではあるんですが、皆さんに入っていただいても、別に、構いませんよ』的な、ちょっと上からの心持ちになるのはなぜだろう。
あ、あと、「別に」って入れると、実はすんごい気にしちゃってる感じになるのはなぜだろう。
それはいいとして、まあとにかく楽しい。
今回の旅、最大の目的は、無事に達成できた。
さてと、適当な時間になってきたから、この旅も終わりにして、空港へと向かおう。
あ、もうこのあと特にハプニングとか無いです。
疲れすぎてて、レンタカーをガリガリやっちゃったとか、そういうネタはありません。
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