加藤さんの新作は、YouTubeにて近日発表です
こんちには。
SunnydayCatsとくさんでございます。m(_ _)m
このところ、裏側では『日本一周、旅カメラ』が佳境を迎えていたりとか、帰ってからの現像、動画編集やら、新しく始めた『焼いてやる』のチャンネルへの新しい動画蓄積やらで、何かとバタついていたのですが、ようやく元のペースに戻ってきました。
で、気が付いたら、「『東京カメラ』の在庫がない!」ということになりまして、ここしばらく、立て続けに都内のお散歩をしております。
すでにご覧いただいている中では、第27歩の六本木、第28歩の恵比寿IIあたりがそれにあたるのですが、何しろ暑い日が続いていますので、撮影は午後の遅めからのスタートにしています。
ただ、今回は迂闊にも、少し早めの15時スタートで歩き始めてしまい・・・暑い。
もう二人とも、動画を面白くしていこうなどという余裕もなくて、ひたすら「暑い」とぼやいていた気がします。
暑さにやられているのは私たちだけでなく、動画用のカメラも熱を持ってしまって、もう冷まし冷ましの騙し騙しの撮影です。
現在『東京カメラ』の撮影は、31歩まで進んでいます。
開始当初から「何とか100歩までやりたい」と思っているのですが、現在の配信のペースから考えると、そこまでは、まだ1年くらいは掛かります。
状況としては『日本一周、旅カメラ』の方が先に「終演」を迎えるはずですので、そのあとのペースは少し上がるかもしれませんが、このままずっと都内に住んでいられるかどうかも分かりませんので、さあ、どうなっていくのでしょうか。
さて、そもそも、このSunnydayCatsのYouTubeチャンネルというものは、加藤さんの作品制作の過程における「副産物」だったのですが、今年の初めくらいから『東京カメラ』を積み重ねる中で、むしろ、そちらを主体としたかなりの枚数の写真(つまり、作品)が出来てきました。
これにより、主と副が逆転したわけですが、加藤さんの場合は、私がYouTube用の動画を撮っていようがいまいが、撮影スタイルや内容はまったく変わりません。
そのため、シャッターを切り、セレクトをし、現像をして、またセレクトをした写真については、いずれも、彼女のハードルをクリアした「作品」として、分け隔てなく手元に残ることになります。
そして、その先の工程では、これらの「作品」を母体として、加藤さんの心模様を反映させ、納得のいくシリーズ(作品集)になるまで、さらなるセレクトとシークエンスの調整を繰り返していきます。
はい。
加藤さんの作品って、そんな風にして出来上がっていくんです。
このフローは、「アート寄り」を自称される方がコンセプト優先になるのと真逆ですね。
この辺の違いなどについては、いずれ説明したいなと思います。
まあ、結局は、どれだけ加藤さんがすごいのかという話にしかなりませんけれどね。
さて、そんな加藤さんの新しい作品集が出来上がりましたのでご報告。
タイトルは、『サヨナラ東京』です。
こちらも、近日中に、YouTubeのスライドショーとしてお届けします。
(上下のリンク先は、ブログ公開時点では未発表のため、リンク切れになると思います)
ちょっと余談になりますが、「加藤さんは、写真集は出さないの?」という質問もございますが、回答としましては、当面は、この作品集を含めて、いずれの作品集も書店に並ぶ『本』にして出すつもりはありません。
アート系写真集の業界話になりますが、実際のところ、出版はデメリットの方が多いんです。
むしろ、自己満足以外のメリットを探す方が難しくて、う~ん、なんか、…あるだろうかとなります。
出版してメリットがあるのは、仕事を請け負うデザイナーさんと印刷屋さん、製本屋さんくらい。
出版社も、写真家にもほぼメリットはありません。
それでも、自称写真家さんは、「写真集の出版が夢なんです」となりますが、こうなりますと本末転倒です。
写真集というのは、あくまで手段、ツールであって、目的とするものではありませんので、そこを間違えると非常に大変なことになります。
そういう意味では、伝達性や経年耐性、また、在庫管理を含めたコスト面など、ツールとしては、YouTubeの方がはるかに優れていると考えています。
まあ、この辺りも、フィルムとデジタルの話に似ているかもしれませんね。
オンデマンドで高品質な写真集を制作することはできますので、気になる方は。
ただ、本来、ブライダル用で30万程度で小売り(末端)される商品なので、印刷製本原価でも2~3万円くらいしますけれど…。
ということで、作品を見るには、YouTubeが一番だという話でした。
コメント
コメントを投稿