「1年間日本一周、作品制作の旅」020 ステージ01青森秋田その11
YouTube:SunnydayCats
恐山の駐車場はとても空いていて、数えても10台も止まっていない状況。
かなり空いている。
最初の湖の脇にあった駐車場は、第二駐車場のようなので、ここが満車になることを考えると、やはりかなり空いているはず。
これならば、加藤さんがゆっくりと歩いても後ろから急かされることはないだろうと思うし、ここにある温泉をいただくのも腰痛には効果があるのかもしれないという事で、無理ない程度に参拝させていただいた。
広々とした駐車場からは、先ほどの湖も眺めることができ、周りには、食事処や売店、トイレなど、ドライブインのような雰囲気さえもある、山門が目の前にあることを除けば。
山門わきの入山券売り場で支払いを済ませ山門をくぐると、広々とした恐山菩提寺のお寺としての風景が広がる。
硫黄のにおいはするものの、宇曽利湖畔で最初に感じたほどのにおいではない。
実際ににおいが弱いのか、すでに二人の鼻がバカになってしまっているのかは分からないのだけれど、いずれにしても、都合よく慣れてしまうものらしい。
あると聞いていた温泉は、参道の両脇にあって、ちょっと覗いてみたのだけれど、誰も使っていない。
当然だけれど、強力な硫黄泉。
硫黄泉は初めてなので、「これ、大丈夫なのかなぁ」というにおいではあるのだけれど、こんなところで温泉をいただけるという、これはまさに有難い。
この温泉は、本来は先にいただいてから参拝するものなのかも知れないのだけれど、その辺の詳しいことはよくわからない。
ひとまず、お風呂に入るのは後にして、まず、恐山の恐山らしい岩と砂利の荒れ地を進むことにした。
両側の祠や地蔵菩薩に、手を合わせながら歩く。
なるべくちゃんとお参りしたいと思っていたのだけれど、すべてのルートをお参りすることは諦めた。
「ざっと」になってしまうのだけれど、一回りさせていただいて、ちょっと冷えていたので温泉をいただく。
温泉は、参道の両側に男性用、女性用、季節か何かで変化する用とある。
お堂に向かって右側が男性用、左側が女性用になっていた。
調べてみたら離れたところに、あともう一つね。
男性用は、ちょうど人がいなくなったところだったので、「のんびりと浸かることができた
」と言いたいところなのだけれど、「強い硫黄泉なので入浴は3分から10分程度にするように」という張り紙があり、初めての硫黄泉だということもあり、そう言われて長湯をする勇気などはない。
そうでなくても、温泉付きの部屋に2泊していて、すっかり指先などはカサカサなのだから、それが指先だけじゃすまないとなると大変だ。
その時点では、そんなのんきなことを考えていて、硫黄泉で一番大変なのは何なのかということに気づいていなかった。
うん、一番大変なこと、そりゃ、当然硫黄泉のにおいが全然取れないことだった。
そのあたりの話は、また後に出てくるかな。
さて、加藤さんもお風呂をいただいて、「腰が少し温まってよかった」と言ってくれていました。
温めるべきなのか、冷やすべきなのか、その辺については何とも言えませんが。
あのですね、恐山での話については、あまり面白おかしくするのはどうかと思うので、これくらいで。
ここには、観光客できている方ばかりじゃない感じでしたのでね。
むしろ観光の方が少ない分、余計に感じるものもあるのかなというところです。
とにかく厳かで神秘的な場所でした。
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