「1年間日本一周、作品制作の旅」025 ステージ01青森秋田その16

(写真は石野卓球さんのものまね)

今日の移動行程は、65kmと、平均120kmのいつもの移動と比較する半分程度。

ただし、午前中には、仏ヶ浦の高低差100m、実質、30階のマンションを上り下りした加藤さんは、大間崎を終えたくらいでかなりつらくなっている様子。

予定している今日のお宿は、つる屋さつき荘さんで、チェックインは16時。

こちらは、先だって予約の際にメッセージでやり取りをしたあのお宿。


途中のパーキングなどで時間をつぶしたりしながら、3時半ごろまで粘り、なんとか旅館の前に到着。

暖簾をくぐって声をかけると、女将さんらしき方が対応してくれた。

和服で出てくるようないわゆる女将、若女将の世界観ではなく、威勢が良くてお神輿を担ぎそうな雰囲気。

時間は早かったのだけれど、「もうお部屋の準備はできているから」と言って快く対応してくれた。

「腰の具合が悪くなってしまって」という会話の中で、部屋に案内しながら、いろいろとアドバイスをしてくれる。

以前、看護師さんをしていらっしゃって、そのころから、ご自身もかなり腰を痛めたりしているとのこと。

加藤さんに、ご自身が使っていたコルセットを貸してくれて、おかげで翌日には嘘のように腰がまっすぐになった。

どうやら加藤さんも、このコルセットをすっかり気に入ったようで、帰ってからネットで購入した。

ちなみに、おフランス製でちょっとお高かったんだけれど、女将さんがかなり使い込んでいる様子を見ると、合わない合わないといくつも買い替えるよりはずっといい感じ。


さてさて、今宵のお宿も宿泊客は、私たちだけ。

ラッキー。

そんなわけで、真っ白な濁り湯のお風呂も独占状態。

一旦、腰を休ませた加藤さんも、お風呂をもらいに行く。

これで昨日の恐山に続き二日続けての硫黄泉。

最初はちょっと辛いかなと思っていたのだけれど、どうやら、慣れてくるとたまらないやつらしい。

もっとも、慣れるのはこちらだけで、すれ違う人々にはすごく驚かれるかもしれないけれど。

そういえば、温泉好きの友人が言っていた福島の硫黄泉で革ジャンについたにおいが消えなくてえらい困ったという話、うん、全然、大げさじゃなさそうだ。

そんなわけで、それ以降、なるべくいろんな服に移らないように注意をして過ごす。

ただ、服よりも体の方に染み付いちゃっているもんだから、何を着ても、結局全部硫黄Tシャツになっちゃうんだけれど。

そのあとは夕食。

6時から。

下の階に降りると腰の痛い加藤さんのために、椅子で食べられるようにいろいろと調整をしてくれていた。

ありがとうございました。

で、食事中、食事の後も、結構長い時間、女将さんとお話をさせていただいて、とても大切な言葉をもらいました。

それは朝ごはんの時だったかな。

いずれ、加藤さんの作品のタイトルになるものだと思われます。

別に面倒な方ではないですよ。

こちらが話しかけたり、知りたがったりしたので、それについていろいろとお話ししていただいただけで、やたらべたべたするタイプの人ではないはずです。


あ、そうそう、食事の話ね。

うん、かなりいろいろ行ってますが、過去最高でした。

説明しきれないので、もう食べに来てもらいたい感じ。

ちなみに伺ったのは、>>こちら

食事を作ってくれているのは、女将さんの弟さん。

というか、弟さんがここのご主人で、さっきから女将さんと言っているのは、ご主人のお姉さんであって、季節で手伝っているみたい。

ちょっとややこしい。

最初、ご夫婦で長くやっているとお顔も似てくるのかなと思っていたら、ご兄弟だった。

そりゃ似てるわ。

夕食後は、猫好きの加藤さんを飼いネコさんのお二人がおもてなし。

いやいや、かわいかったですな。

あ、そうそう、基本的にお部屋を走り回るようなことはありません。



それから、寝る前には、本格的な将棋盤を借りてきて、将棋崩し。

将棋崩しって、積み上げた将棋の駒を音がしないように将棋盤の外までスライドさせていくやつね。

カチッと鳴ったらターンオーバーします、はい、誰でも知ってるやつ。

結果は、初めてやったという加藤さんに惨敗。

のちに、『ギャラクシー将棋』と名付けられる見たことない将棋を加藤さんに教わったりしながら、下風呂温泉の夜は更けていったのです。

あ、結局、ギャラクシー将棋のルールは最後まで分からなかったんだけれどね。


上の動画、ちょっと長いんですけれど、じわじわ来るやつです。

我慢して見ていると、だんだん効いてきます。

ワイン片手をお勧めします。

動画もご覧くださいませ→YouTube:SunnydayCats

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