「1年間日本一周、作品制作の旅」048 ステージ03大阪奈良京都その2

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さて、いつも通り、羽田空港に到着、そして機内へ。

「あ、モニターついてる」

珍しく、というか、国内線でモニターが付いている飛行機は初めて。

エアバス321だそうで、前方やら下方を見るカメラもついてるらしく、全体的にピカピカ。

国際線だとずっと海の上だったり、永久凍土の上だったりして、機体のカメラの映像があんまり面白くないことが多いんだけれど、地図と合わせて行ったり来たりしながら、ちょっと楽しめた。

空路到着したのは、伊丹空港。

そして、今回の旅は、電車と歩き。

日本一周の旅では、旅先の空港に到着すると、まずはレンタカーのカウンターに向かうというのが常だったので、これは、ちょっとした違和感。


空港からは、モノレールと電車で梅田へ。

「うん、いい。大阪、素晴らしい」

多幸感と同時に、緊張感にも包まれる。

大阪は加藤さんもとくさんもとても好きなので、余計に緊張する。

好きって、そういうものでしょ。

中之島のホテルに荷物を預けて、最寄りの肥後橋から一駅歩いて淀屋橋。

淀屋橋から京阪電車の特急に乗って、二つ手前の駅で一度の乗り換え、石清水八幡宮に到着。

京阪、今回、初めて乗った電車だった。

石清水八幡宮駅から山頂の八幡宮まではケーブルカー、帰りは山をぐるっと回って駅に戻ってくる感じ。

「うん、神社だね」

日本一周の旅では、どうしても、神社は多くなる。

これは、海外に行っても、旅であれば、どうしても起こりがちな現象。

寺、大社、大聖堂、カテドラル、うん、行きがち。

お城、古城、城址、間違いなく、行きがちだ。

まあ、この世の中には、自然に出来たものと、人が作り上げた風景があって、「観光」をしようとすると、大体どちらかを見て周る他はない。

巨大建造物を見て、「いやぁ、大きいね。人間って偉大だね」と思ったり、自然の風景を見ては、「やっぱり人間って、ちっぽけだなぁ」みたいなこと言ったりする。

まあ勝手なもので、結論としては、「いやぁ、人って、色々だねぇ」というところに落ち着くのだけれど。


相変わらずの寝不足だけれど、石清水八幡の参拝を終えても、まだまだ元気。

歩いていた距離は、大したことない。

なので、一駅歩くことにした。

普通は一駅歩くのは、目的地に近い方向かってとなるのだろうけれど、逆に歩いてみることにした。

つまり、大阪方面じゃなくて、京都方面に。

そこでは、木津川、淀川、桂川の合流地点にほど近く、3つの川を制覇できる。

もっとも、制覇と言っても、ただ、橋の上を歩くだけなんだけれど。

最初の木津川をわたっさ先、通りの反対に展望台があったので、そこに登ってみた。

秀吉と光秀の山崎の戦い場所が良く見えるように作られているらしく、展望台に設置された説明の写真では、各武将の布陣がどうであったのかを知ることができた。

歴史ファン、いや、幕末は嫌いなので、正確には、弱小戦国ファンなのだけれど、そんな人間としては堪らない。

偶然の通りすがりだったのだけれど、うん、とても嬉しい。


展望台から降りて目の前の景色を見渡すと、この辺りは、まったく京都でない京都の景色を見ることができる。

例えて言うなら、「裏京都」いや、むしろ、「逆京都」

大型のトラックが行き交い、歩いていると橋が、結構、揺れる。

これは、普通に地方の国道。

少し歩くと、「京都市」という看板の後ろに、そういうホテルがいくつも並んでいる。

うん、これもまた、京都っぽくない京都。

京都は、中学生の時の修学旅行から何度となく訪れているけれど、こういう俗世との境目には来たことがなかった。

「宇治は京都違いますぅ~」という言葉を聞いたことがあるけれど、なるほど、京都市の中にだって、「京都違う」ところは結構ありそうだ。


とにかく歩いた。

歩いた、歩いた。

そして、到着したのは、淀駅。

ここからまた電車で淀屋橋まで戻るのだけれど、最初の駅である、先ほどの電車に乗った石清水八幡駅に到着するまで、結構な時間と距離。

「いやいや、これを歩いたのか」

二人とも、へとへとになっている理由がよく分かった。

この日の歩数は、23430歩。

うん、なかなかだ。

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