「1年間日本一周、作品制作の旅」054 ステージ04山形宮城その3
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『喜至楼』うん、良い名前です。
とても古い建物で、現存する山形の旅館の建物としては最古、明治元年の建築だそう。
増築する中で、大正時代の建物だったり、昭和の部分だったりと、迷路のような通路で繋がっている構造。
あ、あ、今思ったのだけど、明治時代、大正時代は言うけれど、まだ、昭和に『時代』って付かないね。
閑話休題。
館内は、平日だけにとても空いている。
一番古い本館には、3人が泊っているのだけれど、とくさんたちの別館には、他には誰も泊まっていない。
ここの一番の名物である、タイル張りの円形大浴場は本館の方にあるのだけれど、別館の方にもタイル張りの男女別のお風呂があって、こちらは自分たちだけで好きなように使える状況。
お風呂については、本館の方が充実しているから、ざわざわこちらの棟に来る人はいない。
もう、一棟貸しの状況。
うん、幸先よし、でも、ちょっと夜怖い。
さてさて、この喜至楼の本館、まあいろいろとレトロな感じで雰囲気いっぱいなんだけれど、不思議な施設がある。
「ふかし湯」と名付けられたその施設?スペース?う~ん、なんて言ったらいいのだろう。
要は、サウナみたいなものなのよ。
なのだけれど、初見、サウナよりは、むしろ、トイレに近い。
板張りの二畳くらいのスペースに、人が二人で寝転がるのだけれど、真ん中あたりに直径4センチくらいの穴が開いていて、そこから温泉の湯気、熱が出る。
で、直接だと火傷するので、タオルでその穴をふさいで熱を分散させて、体のどこかしらを温めるの。
あまり説明用の画像を挿入することはしないのだけれど、説明しても分からな過ぎて、喜至楼さんのHPから借りてきた。
ね、ほらね、言葉で説明しても分かんないものは、画像で見ても分かんないでしょ。
これ、ちょっと薄暗くて、静かに天井見ながら寝るから、5分もすると、目というか、意識がとろんとなってくる。
ちょっと見くびってたのだけれど、これ、かなりの強者。
うん、あんまり気持ちがいいものだから、今夜、ここで寝たいです。
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