「1年間日本一周、作品制作の旅」041 ステージ02秋田岩手その12
>>YouTube その後、山崎のコンセイサマの社殿のお掃除をしたり、もう一つの河童淵に行ってみたりして、この日の宿泊先である水光園に到着。 辺りはすっかり暗くなってきた。 こちらは、健康ランド的要素もあるらしく、いや、むしろ、部屋数から言ったら、仕事帰りの日帰り入浴の人がメインの準温泉施設ようだ。 以前も、そんな感じのところに泊まったとこがあったのだけれど、そういう場所にはスリッパがない。 それから、靴箱やふろ場のロッカーが完全に指定されるなど、人の出入りに関する管理がとても厳しいというのも特徴だったりする。 さて、受付でチェックインの書類記入を済ませて、非常にややこしいルールの説明を受けると、ここを含めて遠野のお店やタクシーで使用できるという1000円分の金券を1枚手渡された。 それが何なのか、どのように使うのかなどよく分からなかったので、この金券に関するルールを順に尋ねていくと、その説明を聞く中で、「あ、もう一枚ね」と言いながら、追加(不足分)の一枚を手渡してきた。 後になって思えば、このスタッフは、今日だって昨日だって宿泊客一人に対して1枚ずつを配っているはずで、その金券に不慣れなわけはなく、もしも、こちらが細かく聞かなかったら、残りの一枚はどうするつもりだったのかなと、ちょっとした疑問が湧いた。 さてさて、そんな話はよしとして。 この日も結構な蒸し暑さの中、相当にアクティブだったので、相当な汗をかいた。 すぐにでも風呂に入りたいと思っていたのだけれど、先に食事をとりに街に戻らなければ、すぐに閉まってしまうのが、地方のお店。 部屋に荷物をおいて、エアコンの設定をリモコンで確認し、地元の名物ジンギスカンを食べにもう一度出かけることにした。 街までは、真っ暗な道を20分以上走る。 奇しくも、到着したジンギスカン屋さんは、お昼ご飯を食べたラーメン屋さんの隣。 結論としては、うん、こちらも間違いなくおいしい。 感じもよく、とても誠実な仕事をしている。 食事を終え、同じ道のりを戻り、部屋に入る。 「あれ?冷えてない」 全然、冷えてない。 エアコンの温度を19℃にしてみても、まったく冷たい空気が出てこない。 二人とも、限界まで疲れているので、今夜は、早めに眠りたかったのだけれど、そうは問屋が卸してくれないらしい。 受付カウンターに行くと、ラッキーなことに、100キロくら...